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「陽子さん、雄一郎さんはいつ頃こちらにご到着するのかしら?」
「10時前の新潟行きのとき号に乗るから…正午前に越後湯沢駅に着く予定になっているわ…アタシが越後湯沢駅に迎えに行きます。」
アンナさんは、ミルクをひとくちのんでからこう言ったのでありました。
「よしえさんのお見合いのお相手さんは、スキーのインストラクターとお聞きしていますので…よしえさんと相性が合うので…お話がまとまるといいわね。」
よしえさんは、アンナさんからの問いに対しまして「もちろんです…今度はうまく行くと信じています。」と笑って言いました。
よーくんは、君波さんから「新幹線のお時間が近づきますので、出発の準備を…」と言われましたので、君波さんたちと一緒に出発の準備をしまして、7時半頃にガーラ湯沢駅へ向かいました。
よーくんたちは、ガーラ湯沢駅から新幹線に乗りまして東京へ向かいまして年内最後のスケジュールをこなすのでありました。
昼1時過ぎのことでありました。
越後湯沢駅の新幹線ホームに、東京方面からやって来ました新潟行きのとき号が到着をしました。
雄一郎さんは、旅行カバンと大きめのスキー道具を持ちまして陽子さんの出迎えを受けまして、駅で待っているラブ4(4WD車)に乗りましてガーラ湯沢スキー場へ向かいました。
昼1時20分頃に、ロッジの前に車が到着をしました。
雄一郎さんが陽子さんと一緒に車から降りてきました。
「ゆりこさん!!雄一郎さんの旅行カバンとスキー道具を運んでちょうだい!!」
「あっ、はーい。」
アタシは、ゆりさんから言われた通りに雄一郎さんの旅行カバンとスキー道具を車のトランクから運び出しまして、雄一郎さんが泊まる部屋に運んだのでありました。
ううっ…
重たい…
アタシは、必死になりまして雄一郎さんの荷物を宿泊する部屋に運んだのでありました。
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