第1章

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ポロリとムカデも落としたわよ。 人間とは思えない神々しさ。 均整のとれた筋肉が美しい腕……あれならきっと胸筋も背筋もお尻も股間の宝刀も逞しいはず!!! 更には全身から発せられる、それはそれは強烈なふぇろもん。 そして……僅かに垣間見える禍々しさ。 ヤバイわ、瞬間で堕ちたわ、虜だわ。 あぁんっ、そんな流し目で見ないで、萌えるわあっ!! もう奴隷でも下僕でも家畜でもいいわ。 斜めからでも逆さからでもなんだっていいわ。  抱 い て っ !!!!! 動けなくなったアタシをあの人は舐め回すように眺めて、にっこりと笑ったの。 ぞわぞわぞわ~っ!! 悪寒にも似た痺れが全身を駆け巡る。 なに、あの色気と鬼畜感!! 絶対、絶対寝かせてもらえないコースだわっ!! 朝までカーニバルよっ、キッスは命の火よ、あもーれっ!!!!
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