第1章

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私視点 あぁ…駄目だ…絶対帰ってもらえるわけない。 と思わせる目で一歩さんは私を見てくる 一「私をここにおいてもらえないかな?」 ほらきた… 私「駄目です」 一「どうして?」 私「私にとって関係のない者だからです私に構ってないで早く成仏してください。その手伝いならします」 一「アハハ;;容赦ないなぁ」 一歩さんは私の為にとしてくれるのは分かる。けど私は他人の力なんて宛にしない。私は名も無き子、霊力も式神も見た人は不気味がり私を遠ざける 何よりも私に喜怒哀楽がないため何をされようが哀しみも怒りもないのだが。 私「帰ってもらえますか?もしくは成仏しますか?」 私は首飾りの紫の勾玉を握った 一「待って待って;;流石に貴女の式神なら今以上に霊気に当てられるから止めて;;」 私「……」 一「分かりました。今日の所は帰ります…お邪魔しました」 一歩さんは防寒具を身に付けて私の家を出ていった
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