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馭者はカイを探す手伝いをしてくれた。受け取ったマントや手袋、長靴と帽子は本当に暖かい。
だけど、今度は意地悪クラムボンが現れたの。
意地悪クラムボンは真っ黒よ。
意地悪クラムボンは、集団で行く手を阻んだわ。
滞りなく進んでいた進路をクラムボンに妨害されたの。
馭者は抵抗したけれど、振り切れそうにないみたい。馭者が私を逃がしてくれた。
その時、私は馭者とはぐれてしまったの。
私が起き上がった場所は、妖精が住んでいそうな幻想的な森だった。
雪華がとても綺麗で空からはきらきらと太陽の光が落ちてくる。
私が雪を払いながら同じところを歩いていると、妖精達が声を掛けてくれた。私は声に従って歩いていたのだけど中には悪い動物が居るみたい。
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