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ちゅっ、と音をたてた彼の唇が。
「美和のほうが、チョコレートより甘いよ」
ーーーもっと味わわせて
耳元で甘く囁いて。
そのまま、私の身体を滑り落ちていく。
甘いchocolate noteに包まれて。
五感全部で彼を感じた。
しっとりと湿った肌が触れあったまま、ゆっくりと瞼を開く。
チョコレート色した瞳を細めた彼は、
とろけそうな甘い微笑みを浮かべて、
chocolate noteを漂わせながら、
チョコレートよりも甘い甘いキスを、落とした。
ーーーChocolate Noteーーー<完>
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