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《プロローグ》
一一一一一世界はどうしようもなくいじわるだ一一一一一
夜中の公園
一一一一一どんなにあがいてもそれを嘲笑うかのよう一一一一一
鮮血が飛び散る。
一一一一一まるで無駄だとでも言うように一一一一一
肉の塊や千切れた四肢が公園に散らばる。
一一一一一何度も何度もいじわるをする一一一一一
その中心には一人の少女がいた。
一一一一一だから、私は一一一一一
手には血塗られたナイフ。
一一一一一世界が嫌いだ一一一一一
肉の塊や血がだんだんと霧散していく。
少女は音もなく去っていった。
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