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こうなったら、太宰は長い。
一度なんか、一ヶ月も口を聞いてくれ無かったし。
やべえ、どうしよう。
そもそも何で怒ってるんだよ。
オレ謝ったのに。
どうして良いか検討もつかない。
芥川~。メロンパン子ちゃんじゃなくても良いから、助けてよ~。
恨めしげに芥川を見ると、苦笑してこちらを見ていた。
困った時の芥川様だ。
「アキ。夏目には、ちゃんと話さないと伝わらないよ?」
言いながら、ポンポンと太宰の頭に手を伸ばしている。
何てチャレンジャーだ!
般若の太宰に触れるとは!!
能天気と言われ続けて17年のオレにも出来ないワザだぞ!
驚愕のオレなんてお構いなしに、腕を滑らせるとそのまま頭をするりと撫でる。
芥川くん…君の勇姿は決して忘れないよ。
骨は拾ってやるからな!
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