最後の恋番外編:はじめてのクリスマス太郎目線

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「しょ~がね~なぁ、ワガママばっかなんだから」  膝裏に腕を入れて横抱きにすると、寝室へ歩いて行く。  揺れるたびに背中の羽がふわふわとしていて、タケシ先生の可愛さが倍増された。 「タケシ先生、ハッピーメリークリスマス」  ベッドに下ろして呟きながら可愛い天使を、胸の中に抱きしめた――  俺の言葉に普段は言ってくれない、愛の言葉で返してくれた愛しい人を、一晩中抱き続けたのでした。  めでたし めでたし
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