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「……俺は着るよ、タケシ先生。アンタのナース服姿が拝めるなら、どんな服でも、着こなしてやる!」
エ━━━(;゚д゚)━━━・・
約3分後、ナースキャップを頭に付けて、ふとももを露わにした歩が、背中の羽を揺らしながら大股開きで登場した。
自分が言ったことだけど、ソレを見ている方が何倍もハズカシイ////
しかも似合わな過ぎる歩の姿に、ウッと口元を押さえてしまった。きっと俺が着ても、同じ状態になる……
「笑いたければ、思いっ切り笑ってくれって。そんなガマンしなくていいからさ。桃瀬から聞いたんだけど、タケシ先生が高校のときセーラー服、着たんだって?」
「ウププッ……ああ、学祭の劇で急遽代役したんだ。仕方なく、ね」
「すっげぇ可愛かったって、クラスの的だったそうじゃないか。だからコレ着てもきっと、似合うと思ったんだ」
ああ、首謀者は予想通り桃瀬だったのか。俺の黒歴史を、コイツに横流ししやがって!
「……分かった、着てやるよ。その代わり食事が終わるまで、その格好でいろよ、楽しいから」
そんな注文をしてやり、この場は凌いだのだが。さてさて、仕方なくナース服を着た周防先生は、一体どうなるのでしょうね(・∀・)
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