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「キャハ━━━━(#゚ロ゚#)━━━━ッ!!」
「バッ、じっと見るなよ////」
「いやいやいや、目に焼き付けておかなきゃ!」
「ダメに決まってるだろ、バカ犬がっ!」
首にかけていたタオルを、俺の顔に被せてくる。
「うわっ、何すんだよ」
「もう充分に堪能したろ。下が短すぎて風呂上りなのに、ムダにスカスカする。風邪を引きかねん」
慌ててタオルをポイしたら、タケシ先生は背を向けてボタンに手をかけようとしていた時だった。
せっかくの白衣の天使が、人間に戻ってしまう!!
慌てて後ろから抱き着いて、その手を止めてやる。
「ダメだよ、まだ脱いじゃダメ!!」
「何でだよ。こんな格好でいたら、絶対に風邪を引く」
「大丈夫だから。その……俺が脱がせたいしさ。寒くないように、あっためてあげるから」
ちゅっと右目尻にキスを落としたら、くすぐったそうに身体を揺らしたタケシ先生。
「なら、早く脱がしてくれ。恥ずかしくて堪らない……」
ちょっとだけ困った表情を浮かべながら、言ってくれた言葉に、思わずイジワルをしたくなる。
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