第二章

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───「手作り?」 如月のお弁当を指差しながら言う。 如月のお弁当は色とりどりで綺麗で美味しそうなお弁当だった。 「うん、手作りだよ、簡単なものばかりだけどね。」 ハンバーグとか卵焼きとか難しそうだけどなぁ…… …………卵焼き美味しそう。 「食べる?」 そう言いながら箸でつまんだ卵焼きを俺の方に出す如月。 ジット見すぎたかな? パクッと卵焼きを食べる 砂糖が入っているのかほんのり甘かった、俺の好きなやつだ。 「美味しい」 「そう?ありがと、もっと食べる?」 「良いの?」 「うん」 良いのかな?俺が食べたら如月の分が減っちゃうし。
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