第二章

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─────チュンチュンチュンチュンという、雀の規則正しい鳴き声で目が覚めた 目の前には如月の顔がある 座ったまま寝てる… 首痛くなりそうだな…… そう思った俺は体を起こし、如月をツンツン突っつく。 「…ん……ねこくん?」 眠そうに目を開ける如月、お日様が眩しいのか目を細めている。  「首痛くなるよ」 俺は如月の隣に座り、太股を手でパンパンと、叩く 如月は分からないのか首を傾げてる。 「膝枕…俺もしてあげるよ?」 だって、俺だけしてもらうのも何か悪いしね
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