第二章

9/9
140人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「パンだけど…いる?」 「うん…あ、交換する?」 「いいの?」 「パン好きだから全然良いよ」、そう言ってくれた如月とお弁当とパンを交換する。 ……うま、如月料理上手いな。 俺はキッチン出入り禁止になるくらい出来ないからな。 ペロリとお弁当を平らげてしまった、美味しいんだもん 「ありがと、美味しかった」と、笑顔でお礼を言うと如月が赤くなる。 どうしたんだろ? 「良かったら明日から猫くんの分も作ってこよっか?」 「……いいの?」 如月の料理は美味しかったから、そうしてくれると嬉しい。 「1人分も2人分も変わんないから大丈夫だよ」 「……じゃあお願いしたいな」 そう言うと如月が笑顔で「うん」と頷く やった、明日からお弁当だ。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!