第四章

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「如月…」 「ん?何…?」 「…えーっと……何でもない」 いつもと同じお昼ご飯、違うといえば……後輩のおかげで自分の気持ちが分かったことかな。 う……俺は如月が好きらしい… こ、告白ってものをしたいんだけど…その、言えないんだよ! 緊張するし…何て言って良いか分からないし。 普通に“好きです”とかで良いのか? あー、どうすれば良いんだよ!! 「――猫くん?」 俺はうだうだ悩んでいて如月の呼ぶ声に気付いてなかったらしい。
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