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～葵視点～
ふう、お風呂はいいね。
さっぱりさっぱり～。
この家も賑やかになったなぁ。
ついこないだまで一人だったのに。
「楽しい、かな。」
ぽつりと独り言を呟く。
こんな日常が続けばいいなー。
あれ、これってフラグかな？
壊したくない日常。
でも日常って簡単に壊れる。
きっかけがあればそこから徐々に。
ゆるゆるとほどけてなくなる。
だから今を精一杯楽しむ。
ほどけるのは嫌だけどね。
この日常を守れるならなんでもするよ。
「……葵？」
「あ、カゲくん。」
眠たそうだね、カゲくん。
待っててくれたのかな？なんて。
「……一緒に、寝よ。」
そして僕は頷く。
だってカゲくん気持ちいいし。
暑苦しいのがたまに傷だね！
二人で僕の寝室へ。
ちなみに堂島さんは父の使ってた部屋。
そして当たり前かのように抱き合って眠りについた。
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