「冬のほたる~謎編~」

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「冬のほたる~謎編~」

 遠い遠い世界の近い未来。  丸い星の角ばった大陸に魔法という〝道具〟を発展させて栄えた社会がありました。  そのうちの一つ【魔法都市ノイタ=アゼッタ】では今日も魔女がホウキに乗って飛び、魔法使いの操るかぼちゃの馬車が走っています。  その都市の端に『サカザキ探偵事務所』というちょっと変わったお店がありました。  事務所には異世界から来たまったく魔法が使えない探偵さんが住んでおり、魔力のあり過ぎるお転婆娘が助手としてアルバイトをしていました。
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