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アキは、いつもの様にみらいを保育園に送り、仕事をしていた。
百合子はアキに何も聞かず、ただ一言…。
「純の奴…、朝方帰って来たかと思えば、早くに出かけて行ったんだよね。
仕事にでも行ったのかしら…」
百合子が昨日の話を聞きたい事は分かっていた。
だが、話すタイミングがなかなか掴めず、アキは話せずにいたのだが…。
『百合子さん、昨日、純くんと話をしました』
と言った所が客が来てしまった…。
『いらっしゃいませ』
アキは何もなかった様に、笑顔で客を迎えた
百合子は、話が止まってしまい、正直ホッとしていた。
アキの口から、純が傷ついたことを知るのが怖かった…。
アキの本心を知ることが、怖かったのだ…。
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