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純は鼻歌なんか唄いながら、掃除をしていた
「アキちゃん、純、店辞めたらしいの。
だから、この店は俺が継ぐから、店に出るって言い出してね。
まっ、私としては嬉しいことなんだけど」
嫌な予感がした…。
あんな話をした後に、純が店を辞めてしまった…。
まさか…、晃司と何かあったのか…。
自分のせいで何かあったのだろうか…。
アキは純に何も聞けないまま…、一日は過ぎた…。
「アキ、時間だぞ。みらい迎えに行く時間だろう。後は俺がやっとくから、アキは上がっていいぞ」
純もまた…、何も話そうとはしない…。
『うん、純くん、後お願いね。
百合子さん、お先に失礼します』
アキは挨拶をして店を出て行った。
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