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母親としての気持ちよりも、女としての気持ちをアキには消すことが出来ないのだ…。
この頃…、純もまた…、アキから聞いた話を思い出していた…。
「アキが愛し続ける男…、そして、みらいの父親…。
一体、どんな男なんだろう…。
出世のためにアキを捨てた男を、アキは何故想い続けているのだろうか…。
信じて待っていてくれ…、男が言った言葉を今でも信じてるってことなのか…。
アキの想いは、変わることはないのか…」
アキの気持ちを知っても、純には諦めることは出来ない…。
だが、アキに純はこう言った。
結婚もみらいの父親になると言うことも言わないと…。
だったら、アキとみらいを影で守って行くしかない…。
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