『音無さんの日記帳』

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私は太郎を止めるべく『おすわり』を唱えた。 [しかし太郎には効かなかった] この場合、言う事を聞かなかったが正しいのかしら。 「正しいと言うか…何でRPG風だった?」 そんな事を考えている間に太郎はゆっくりと近づいて来る。 走って逃げても犬の走る速さに勝てるはずがない…普通ならきりたんぽを差し出して逃げるべきなのだろう。 だけど私はきりたんぽを譲る訳にはいかない。 何故なら私はお腹が空いているのだから。 「理由が浅はかだ」 私は負けない。 勝って太郎に『おすわり』だけではなく『お手』や『ちんちん』をさせて見せる。 『ちんちん』とかさせて見せる。 「何で『ちんちん』繰り返した!?下ネタ好きか!」 下手に動けばやられる。 だけど、遅刻しちゃうから時間はかけられない。 勝負は一瞬で決まる…決めてみせる。 どうでもいい事だけど… 本当にどうでもいい事だからいいや。 「書いてよ!気になるから書いてよ!」
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