第1話 赤の少年と出会う

5/22
前へ
/25ページ
次へ
* 隼人はまたタッ、タッと軽快なリズムで足を前に動かす事を再開させた 無論、コツ、コツと辺りに鳴り響く傘の音も忘れずに。 しかし世の中には不可解なものというものは起きるものでコツ、コツとそれまで鳴っていた傘特有の音は急に音を発さなくなった。 目の前の何かのモノにぶつかったために。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加