第12章

10/15
前へ
/15ページ
次へ
「でも、ほんと良かったわね」 「うん。私は誰も好きにならないって決めたのに… 辛い時をささえてくれたの…だから…」 『そう』とギュッと抱きしめてくれて、『幸せになりなさい』と… 「ありがとう。ママ」 夕食の準備を始めた。 「あっ、そうそう、これ、どうする?」 一枚のはがきを取り出した。 「いっやぁー…」 悲鳴をあげると『どうした?』と駆け寄り、抱きしめてくれた。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加