第12章

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あれから、私は、ほとんど、毎日、響さんの家に住んでる。 解約は簡単だけど、マンションの借りた名義はパパだから挨拶してからに。 「なぁ、いつ帰るんだ?」 「えーと、お盆には…」 「その日、俺も着いていくよ」 「うん。わかった」 先に会社から帰り、夕食の準備をしている。 だから、両親に伝えておかないと… 「先に帰るけど、なにがいい?」 「そうだな。から揚げ」
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