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そして、私の過去も知ってて、それでも承知してる事も…
「それで、結婚の前に一緒に暮らしたいので、同棲も許可していただけますか?」
「この前、私が電話したら出なかったのだけど、もう暮らしてるの?」
「すみません。実は「うん。引越しは、ママ達に会ってからって決めて…」」
響さんの言葉を遮った。
「そう、なら反対はしないわよね…あなた」
「あぁ。もちろんだ。
あんなことがあって、あやめは“恋”も“結婚”もしないのじゃないかと、思っていたから安心したよ。
今日は泊まるんだろう?」
「えっと「はい。喜んで」」
響さんは答え、『酒だ』と2人で飲み始めた。
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