第12章

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そして、私の過去も知ってて、それでも承知してる事も… 「それで、結婚の前に一緒に暮らしたいので、同棲も許可していただけますか?」 「この前、私が電話したら出なかったのだけど、もう暮らしてるの?」 「すみません。実は「うん。引越しは、ママ達に会ってからって決めて…」」 響さんの言葉を遮った。 「そう、なら反対はしないわよね…あなた」 「あぁ。もちろんだ。 あんなことがあって、あやめは“恋”も“結婚”もしないのじゃないかと、思っていたから安心したよ。 今日は泊まるんだろう?」 「えっと「はい。喜んで」」 響さんは答え、『酒だ』と2人で飲み始めた。
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