第1章

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そう。僕は注射が大の苦手だ。 「うぅ…嫌だよぅ」 だがしかし現実は甘くない。 ガッチリと捕獲されてしまった僕は 無防備に 刺してくださいと言わんばかりに 腕を披露しちゃってるではありませんか! 「ううぅ…」 次にくる腕への鋭い痛みに耐えるように目を瞑る。 「動くなよぉ~」 なぜそんなに嬉しそうなんですか。 「うぅ…」 押さえ込まれているためどうにもできない。
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