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そう。僕は注射が大の苦手だ。
「うぅ…嫌だよぅ」
だがしかし現実は甘くない。
ガッチリと捕獲されてしまった僕は
無防備に
刺してくださいと言わんばかりに
腕を披露しちゃってるではありませんか!
「ううぅ…」
次にくる腕への鋭い痛みに耐えるように目を瞑る。
「動くなよぉ~」
なぜそんなに嬉しそうなんですか。
「うぅ…」
押さえ込まれているためどうにもできない。
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