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「もう、呼び出すとすぐに抱きついて来るんだから。だから、あんまり呼ばないの!」
「ごめんってば!」
「じゃあ、あいつを倒したら、許すわ。」
「わーい。いっちょ派手にいきますか。雷の裁き!」
「ぐゎーー!!」
「良くやったわね。ご褒美よ。ぎゅ。」
「わーい。じゃぁ、バイバイ。」
「眞深ちゃん。大丈夫ですか?」
「う…え?あ、彌生ちゃん!」
眞深ちゃんが泣いていた。私は、そっと眞深ちゃんを抱きしめた。
「心配掛けてごめんね。」
眞深ちゃんは泣き続けた。どうしてだろう?なんでだろう?
今はそんな事より、眞深ちゃんの事だ。
一度私の国に連れて行こう。
私は、眞深ちゃんに構わず、眞深ちゃんを抱きしめたまま、天への道を開き、天へ―
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