573人が本棚に入れています
本棚に追加
キッチンにたどり着いた僕たちは…正確には僕とツッキーは、大変な問題にぶち当たった。
「すみません…このお茶は月夜野には…。」
「そーだね…飲めたもんじゃないよね…。」
僕が入れたんだけどね。
うん、一気に綺麗だったキッチンがゴミだめだし…お茶…なんか…ボコボコいってるし。
ツッキーはこれを佐野さんが片付けるなんて…お手伝いせねばと嬉しそうに笑ってるし。
黒岩君はチャレンジャーだよね~。ボコボコいってるお茶飲んでるし。
カオスだよねー。
しかも、部屋が綺麗だ…とか魂が衝撃で抜けてきてるし。
大丈夫~。
部屋が綺麗だったの5分前までだから、今はエライことになってるから。
あっよーさんが黒岩君の背後に立って思いっきり嘴刺したよ。
「ソコノ、早ク迎エニ行ケ。」
翼をリビングに向けた。
よーさんに正気にしてもらった黒岩君は慌ててリビングに行ったよ。
だけどさ、あっちには佐野さんいるし、問題なくない?
だから、聞いてみる
「佐野さんいるんだし大丈夫でしょ。」
と僕が言うと、よーさんは少し顔を背けて
「武チャン…壊滅的二非力…。」
マジですか…?
最初のコメントを投稿しよう!