第17章

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ありのまま伝えた。 「わかった。考える時間をくれ…響」 「頼むわぁ…仕事に戻る」 俺は、やりかけた仕事に励む。 少しでも早く、あやめの待つ病院に行くために… 山済みになった書類に手をつける。 ・・・・・・・・・ 定時になり『お先に』と親父に声をかけ病院に向かう。 「あやめ?」 スースーと寝息を、たてて眠っていた。 お袋も祖父母も居なかった…
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