第17章
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聞けば、“血”を吐き、倒れたと… 頭が真っ白に… 「今、救急車を呼んだわ」 急ぎ駆けつけると 修兄が抱きかかえていた。 『しっかりしろ』 と声をかけ… 「響」 駆け寄ると俺の腕にあやめを渡す修兄。 抱く腕が震える。
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