第17章

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こんなにも苦しめるアイツ等が憎い。 「なぁ、爺さん、いや、会長…」 「なんだ・・・響」 「今回の仕事が終わったらさ、あの会社と手を切っていいか?」 「ん?響?」 間違ってるかも知れないが、 「俺は、あやめが苦しみ、その会社、いや、そこで働くアイツに会わせたくはないんだ… だから、取り引き先から外させてくれないか?」 「わしは構わん。アイツと話し合え… それぐらいで、傾くような経営はしとらんよ」
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