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むかーし むかし あるところに
おじいさんと おばあさんが くらしておった
おじいさんは、山に柴刈りに・・・行くと見せかけて・・・
「知っとるわい!じいさんや!あんた、満月のたんびに、かぐや姫と密会しとるじゃろうが!」
毎朝にこやかな笑顔で見送ってやっておるが、わしが知らんとでも思うとるのかの?
娘のように育てた、ほんに可愛いかぐや姫。
その娘に手を出しおって!
ほんに、仕方のないじいさんじゃ。
いつも自分の股のもんを「愛の股間力」なんぞとほざいておるが、若いときにくらべたら、桜島大根(世界最大種)と萎びたごぼうほどにもなるわい。
にもかかわらず、毎晩わしを求めてきおってのう。
いや、そこはそれ、夫婦じゃろ?
まあ、わしも悪い気はでんがのう、ふぇっふぇっふぇ、するぅしておくれ、はじゅかしいではないかえ。
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