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亮介「ん、んー、あー朝か」
亮介はアラームの音で目が覚めた。
今日は高校の入学式。新しい生活が始まる日だ。
亮介が入学した高校は県内でもトップクラスのスポーツ強豪校。特に野球部、サッカー部は全国クラス。
中学の頃は野球にのめり込み、朝から晩まで野球、野球、野球だった。
しかし中学生のある日、大きな怪我をしてしまう。それ以来野球を辞め、野球から避けて日々を過ごしてきた。
高校ではもう一度野球をやるか悩んでいるところだ。
母「亮介ー、遅刻するよー早く降りて来なさい」
亮介「はーい」
亮介が降りていくと既に父が新聞を片手に朝飯を食べている。
父「おはよう。そういえば今日から学校だったな。初日から遅刻するなよ」
亮介「わかってるよー。流石に初日はちゃんと行くよ」
父「初日はって…」
それから父と他愛もない会話して朝の時間どんどん過ぎていく
母「亮介!時間平気なの!?」
亮介「えっ?あっ!ヤバい!!遅刻だー!!!」
父「ほら、言わんこっちゃない。」
亮介「父さんのせいだろーが!!母さん弁当は?」
母「ちゃんとあるわよ。」
亮介「サンキュー!じゃ、行ってくるわー!!」
亮介は母かは弁当をもらうと、すぐに家を飛び出した。
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