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体育館の扉の前に着いた時、中からは誰かのスピーチが聞こえてきた。
裕太「やべーよ、もう始まってるし…行くか?」
裕太が小声で聞いてくる。
亮介「いやこのタイミングはやばいやつでしょ…行く勇気ある?」
裕太「いや、ないね」
亮介「だよねー。じゃあサボる?」
裕太「まじか!?…まあそれも悪くないな!」
そう言って体育館を出て校舎の裏庭に歩いて行った。
裕太「それにしても初日から遅刻するとはなかなかだねー笑」
亮介「お互い様でしょー笑」
裕太「確かに!てか佐伯くんって中学で何やってたの?」
亮介「亮介でいいよ!俺は野球だよ。奥山くんは?」
裕太「俺も裕太でいいよ!そうなの!?俺も野球やってたんだ!」
亮介「まじか!!え?ポジションは?俺はキャッチャーだった!」
裕太「俺もキャッチャーだった!!てか丸かぶりだね笑」
亮介「それな笑 同じ日に遅刻して、中学同じ部活で同じポジションってやべーな笑」
その後も亮介と裕太は色々と話が合い、会話は弾んで行った。
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