千佳

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「ん……っ」 理科準備室。 フラスコやシリンダーなど、実験器具を収納したガラスの扉が、淫らな私を映し出す。 「ほら、こうすると、よく見える」 白衣のすそを翻し、背後から私の足を持ち上げる。 「いやっ」 首を振って、横に向けた顔。 強制的に正面を向かされる。 「イヤらしいだろ? ほら、手が止まってる」 右手を上から押さえつけ、誘導していく。 「そう、ここは円を描くように、ゆっくりと・・・」 敏感な部分は、執拗に攻め立てられ、くぐもった声が漏れてくる。 「手伝おうか」 クスリと笑いをこぼし、指先が進入してきた。 なんら抵抗なく、するすると奥深くに埋まっていく。 「ほら、こうして時々指を折って、内側からも刺激するんだ」 呼吸が荒くなる。
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