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見上げるのも悪くない‥
誘われるのが嫌な訳じゃない。
ただ、少し
ほんの少し
ミヤビと言う人物が今までの相手とは違うと期待した‥
「ミヤビさん、別に逃げないよ」
するのが嫌なんじゃないんだから、
「‥ー ん、‥このまま‥」
するすると、伸びた指先が胸を撫でる‥
幾ら暗闇に目がなれようと、光の少ないこの状況でミヤビの表情は読み取れない
ただ、暗闇に紛れ込む瞳はうっすらと浮かび上がりジョーを捉えていた。
プツリ‥
外されていくズボンのホックの感覚は今まで通り、
臍の辺りに滑る指がジョーのパンツのゴムを押し上げ滑り込む
「‥ん、擽った‥」
こそばすように手のひらがヒラヒラと辺りをなで回し、親指の先が根本に触れた‥
「‥ んッ」
少しばかり反応していたジョーに触れて、ミヤビが声を漏らす‥
「ミヤビさん、興奮してるの‥? 」
自身のソレに触れただけ、
それに息を飲むミヤビにジョーの中にも沸々と沸き上がる…
「‥ ‥ん…っ」
僅かに掠れた低めの声が暗闇に消える‥
「ねぇ、ミヤビさん‥」
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