第1章

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昼食時、宮が並んで買ったプリンを強奪し、口にした。 「まじ、無いわぁー‥」 宮とは高校入試の時に前の席で、 入試の朝に関わらず今朝のようにイヤホンから音が駄々漏れで余裕を見せていた。 見た目は49点って所だな。 黒い長めの髪に、眼鏡‥ 真面目に着こなした制服。 まぁ、友達にしてみるにも下とも言える宮。 入試の帰り、当たり前だけど誘いを受けて落ちれば2度と踏み入れもしない保健室で服を脱ぎ捨てた‥ 「…受かれば‥また、来てくれる?」 「ジョー‥また、来れるなら‥いつでもお相手しますよ…先生‥」 「ジョー‥必ず‥受かってね…」 白衣をはだけさせながら、誘う姿は淫靡で甘い‥ 大人は、甘くてそれでいて理解が早いから好きだ。 「えぇ、先生‥」 保健室ってのも、シュチエーションとしては中々良いと思う。
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