第1章

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響く軋みとか、漏れる喘ぎとか‥ 中々脳内を刺激してくれる。 「‥ん、‥ぁ 早く‥」 催促なんて、大人しかしないであろう。 「良いですよ‥」 吸い付くような肌に寄せられるように自身を押し付け 言葉とは裏腹になぞるだけの行為に身を捻る‥ 「や、も…意地悪…」 その台詞とも裏腹に自ら身を寄せる姿に、何処か冷めてくる自分を奮い立たせ‥ 「‥良い癖に‥」 耳打ちしてみせる。 「…ん‥」 そんな行動すら快感に変える動物は人間だけだ…。 これは、人間にのみ与えられた楽しみの1つ。 快感とは他にはない、俺のみる夢…。
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