零ノ思慕

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「はい、じゃあ今日の委員会終わりー。皆気を付けて帰るんだよ?」 「「「はーい」」」 なんて、何時もながらの平凡な放課後。 でも私は…… ぞろぞろと席を立ち、図書室を出ていく先輩方の中に見付けたあの人に。 「千秋先輩!お話があるので、暫く待ってていただけませんか?」 まかり間違えば“平凡な”なんて生活に別れを告げなきゃいけないような事をする。
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