零ノ思慕

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「俺に…?」 「えぇ。大事なお話なの。」 「あ、えっと、うん分かった。じゃあ待ってるね?」 そう言ってそっぽを向く先輩。 ……何でだろ?女子制服だからかな。 ちゃんと私が男子…って言うのは皆に知られてるから、先輩も知ってる筈だけど。 なんて考えながらも 「じゃあ荷物取ってきますね!」 そう告げて私は急いで教室に戻る。 ――告白する準備のため。
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