Chapter1.始まりの町

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PM.12:03 ジョショータウン 船乗り場 「あー、着いた着いた!」 大きく伸びをして元気よく叫ぶアクアと 「ここがトウオク地方ですかぁ…」 辺りをキョロキョロしながルカは言う、初めての土地だからか、少し興奮気味であった そんな2人に、ソルはやれやれといった表情になりながら話しかける 「油売ってないで、さっさと行くぞ」 「「はーい」」 同時に声をハモらせて返事をする2人と、眠そうな表情のヒナタはソルと一緒に歩き始める すると… 「ソル様、お待ちしておりました」 船乗り場の受付近くにいた薄い茶髪の少女に突然話しかけられる そう、彼女は… 「そっ、ソル様?」 「あぁ、アクア…というか皆は知らないんだったな、こいつは俺の義理の妹の」 「ユリと申します、以後お見知り置きを…」 ソル様という発言にびっくりしていた3人だったが、ユリは気にせず頭を下げて自己紹介する
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