Chapter Final.太陽と月

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「いや…私は…私は…私はァァァァァ!!」 ルナが叫ぶと、月が急速の削れていき 大量のつぶてが太陽に向かっていく 「うぐっ…!! うっ…あぁぁぁぁぁぁっ!!」 太陽も負けじと、つぶてを飲み込み溶かしていく 意地と意地、太陽と月の魂の戦いであった 暫く互角の戦いが続くが、ついに月はつぶてを放ち続けたせいか、最初は満月だったが今では三日月になっていた だが太陽は小さくならず、それどころか逆に大きくなっていた どんどん向かってくる太陽に月はつぶてを放ち続けるが飲み込まれていく そんな太陽を見て、ルナは… 「キエ…ナイ… 太陽が…光ガ…キエ…ナ…イ…!!」 「これで…終わりだぁぁぁっ!!」 月がつぶてを放ち続けたせいで限界を向かえ、月が消えた瞬間 古城の頂上に太陽が落ち、火の海に包まれる 「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」 「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 ルナとアルセウスだけでなく、ソルもレシラムも直撃を食らう …暫くして、ファリアスの頂上が煙と、所々火が燃えている中 ルナは朦朧とした意識の中、小さく呟いていた …いつからだろう… ソル君を……… 太陽を愛するようになったのは……… どうしてこうなったんだろう… 私が… 愛するはずの太陽を… 傷つけることになるなんて…
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