Chapter Final.太陽と月

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ルナの記憶 「ルナ、ユリ 今日から私達の家族になるダーク君とソル君よ 仲良くしてね」 「はい、お母様」 「…………」 お母様に連れられて紹介したのは小さな男の子の2人、ダーク君とソル君 そう、この時に私は初めてソル君と出会った ユリはとくに表情を変えずに返事をしていたけど、私は最初、特に何も2人のことを思ってはいなかった ただ家族が増えた そう思ってだけ… 私には特に関係のないことだった 将来、会社を継ぐという決められた道を歩んでいた私は、周りのことをあまり関心をもったりしなかった お父様曰く、感情が欠落しているおかげで冷静な判断や指示を的確に出せる才能を私はもっていた そう、その才能をもっていた私は既に決められた道… 霧も闇も光さえもない… ただガラスのような透明な道を歩くだけ… ルナの記憶 「ルナ、ユリ 今日から私達の家族になるダーク君とソル君よ 仲良くしてね」 「はい、お母様」 「…………」 お母様に連れられて紹介したのは小さな男の子の2人、ダーク君とソル君 そう、この時に私は初めてソル君と出会った ユリはとくに表情を変えずに返事をしていたけど、私は最初、特に何も2人のことを思ってはいなかった ただ家族が増えた そう思ってだけ… 私には特に関係のないことだった 将来、会社を継ぐという決められた道を歩んでいた私は、周りのことをあまり関心をもったりしなかった お父様曰く、感情が欠落しているおかげで冷静な判断や指示を的確に出せる才能を私はもっていた そう、その才能をもっていた私は既に決められた道… 霧も闇も光さえもない… ただガラスのような透明な道を歩くだけ…
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