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「ソル…大キクナッタネ…
私ノコト…覚エテル…?」
「………」
その近づいて来た人物は、ソルに話しかけてくる
だがソルは、意識が朦朧としているため返事ができず
誰なのかもわからない声を、ただ聞くだけの状態でいた
だが、何の反応を示さないソルに構わず、ソルに近づいた人物は話し続ける
「ソレニシテモ、強クナッタネ…
フフフッ、私ハ見テタヨ…ズットネ」
「…………」
「チョットウラヤマシイナ…
何デ私ガチカラヲ手ニ入レルコトガ出来ナイノカ
何故アイツダケガユニバースノチカラヲ手二入レラレタノカッテネ!!」
話しかけてくる人物は徐々に声を荒げていくが、ソルは何も反応を示さなかった
そんなソルを見て、話しかける人物は口元に笑みを浮かべるとソルの頭に手を向ける
「デモ…ソレモココマデ…
ダカラネ、ソル…
アイツガ…
ソル二託シタチカラト、アナタノ英雄ノチカラヲ…
スベテヨコセェェェェェェェ!!!!」
「うっ………!
う゛あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!」
「キッヒヒヒヒ……
コレデマタ…遊ベルネ…
ソシテバイバイ、ルナ…
役立タズノ、私ノ人形サン…
一足先二行ッテ、弟ト妹達ガ来ルノヲ待ッテナサイ…
ソシテ…
待ッテイロ…”マアト”!!
フフッ、フフフフッ…
アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
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