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楓「…ただいま」
元気の出ない楓は少し暗い声で、言った。
紫「楓おかえりー。…ってどうしたのっ?」
紫苑は楓を見てすぐさま、声をあげた。
楓「えっ?」
紫「えっ?って…顔、鏡で見て見なよ。はいっ」
楓「ありがとう。…あ」
紫「涙でぐちゃぐちゃでしょ。だから何かあったのか知りたいの。もちろん強制はしないけどね」
どうやら、無意識のうちに泣いてちゃっていたみたいだった。
楓「ううん。聞いて?」
紫「でも」
楓「でも?」
紫「先に顔洗ってきなさい」
楓「はぁい」
俺いつのまにか泣いてたか…。
バシャバシャ…ふぅ
紫「で、どうしたの?」
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