妹の家

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それは、 当たり前だ。 こんな言葉しかないだろう。 こうとしか言えないだろう。 私だって同じ立場であれば同様だ。 それほど、 それほどのことなのだ、 今回は・・・。 とりあえずの形式的な挨拶は済んだ。 それで、 である。 ただならぬ緊張感を前に なかなか本題に入れないのである。 それは、 園田家側も 私たち側もそうだった。 お互いタイミングを見、 身体全身を使って その空気感を読んでいたのだった。
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