薄々は感じていたもの

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だけど、それを言葉にされると辛かった。 改めて、突きつけられると、かなりの苦しさだった。 「何も言葉にしなくてもいいじゃない、 せめて胸にしまっておいてくれたってよかったじゃない」 そう思ってしまう。 まあ、祖母は正直なのであろう。 性格がきつい人ではあったけれど、 腹黒い人ではなかった。 だから、こんなにも正直に 口を突いて出てしまったんだと思う。 だけど、どう考えても、やはり 小学4年生の子どもに言うことでは ないと思うのだけれど・・・
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