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次に私たちを悩ますのは、
弟の結婚のことである。
これはお金のことと言うより、
相手のご家族に言うか言わないかだ。
伝えた場合、
伝えなかった場合、
そのどちらにもリスクも負い目も発生する。
つまり、
どっちにしても無傷ではいられないということだ。
弟は必死である。
自分はこのことに関しては
一切何も悪いことはしていないのに、
今、
その重圧を一身に背負ってる。
きっと、
一刻一刻がドキドキものだろう。
私たちは弟の一生をも左右するかもしれない
決断をしなければならない。
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