勝手な都合

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まあ、父も母もこう言うしかなかったというのもあるだろう。 だけど、そこにはある思惑が隠されていたのである。 それを私たちは感じ取っていた。 それは、「私たちは関わりたくない」ということである。 関われないし、無理だということである。 それが父と母の本心である。 つまり、父と母は自分たちにお金がないことを理由に、 それを上手く利用して、お金以外のこともお願いねと言ってきていたのであった。 つまり、悪く言えば、丸投げしたのである、私たちに・・・。
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