迷子の二人

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イタリア『ドイツー!日本ー!遅れてごめんねぇ』 ドイツ『(過去最大級の怒りレベルで)遅い!!!!!』 イタリア『ごっごっごっごっごめんね!ちょっとシエスタしてたらこんな時間になっちゃって…』 ドイツ『一体いつまで待たせるんだ!』 イタリア『ヴェ…ごめんなさい…』 日本『まぁまぁ良いじゃないですか、イタリア君も悪気があった訳じゃないですし』 イタリア『うん!日本は優しいね!よーし、じゃあ出発だー!』 ―――遊園地:ゲート前――― イギリス『よし、丁度9時だな。はぁ…何だ俺が一番乗りか?ま、いつも通りだが。もうかれこれ23回位俺が一番乗りに気がしねぇでもねぇけど…』 アメリカ『おーい!イギリスー!いやぁごめんごめん、遅くなっちゃって』 イギリス『おっやっと来たか!それにしても、他の奴ら遅いな。フランスならまだしも、ロシアも中国も来てねぇのか』 アメリカ『よーし、じゃあ皆が来る前にー、今から重大発表するからちゃーんと聞いててくれよー!』 イギリス『は!?(超早口)ヤダヤダヤダヤダヤダ!』 アメリカ『(咳ばらいしてから大声で)レディースエーンジェントルマーン!イエーイ!聞こえるかーイギリスぅー!フーーゥ!』 イギリス『声でかすぎだ、バカ!』 アメリカ『今日オレは君に勝負を挑むぞぅ!勝負だイギリスーぅ!』 イギリス『…(絶句)…そんなのやる訳ねぇだろ!』 アメリカ『頑張ればー、出来ない事なんてないよぅ?』 イギリス『頑張ってどうこうって問題じゃねぇだろ!』 アメリカ『GO for it!』 イギリス『やってられるか!俺は帰るからな!バーカバーカ!』
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