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―――ベンチ前―――
日本『イタリア君ー!イタリア君ー!』
ドイツ『アイツ…ここで待ってろと言ったのに、一体どこに行ったんだ…』
日本『イタリア君、メールの返信も着ませんねぇ』
ドイツ『イタリアがメール機能を知らない可能性もあるな』
日本『その可能性は十分にあるかと…』
ドイツ『はぁ…………イ゙ィダリ゙ア゙ァ゙ァ!!!!』
―――売店付近―――
イタリア『ヴェ…ヴェェ……ドイツと日本とはぐれちゃうし、女の子にはフラれるし…(泣)ドイツ…ドイツゥ…日本ん…日本んんー…お腹すいたし、どうしよう…』
パフィン『(遠くから近付いてくる)だからこっちじゃねえのかって言ってるだろうが』
アイスランド『そっちに行けってこと?やめて。指図しないで。』
イタリア『あれって確か北欧の…何だっけ…えっと、あっ!アイスランド!チャオ!アイスランド!アイスランドに会えて良かった。ねぇねぇ、俺も道に迷ってたんだ。良かったら一緒に』
アイスランド『迷ってない』
イタリア『え?そうなの?キョロキョロしてるように見えたけど…』
アイスランド『迷ってない。北欧満喫ツアーのパンフレット探してるだけ。邪魔しないで』
パフィン『ひゃっはっは(爆笑)おっ前、道に迷ってたくせに何言っ…ォェッ』
アイスランド『(スルーして)さよなら。頑張って探してね。じゃ』
イタリア『ヴェ!待って!もしかして君』
アイスランド『何?僕は急いでるの』
イタリア『分かった!アイスランドはアレだね。ちょっと待っててー(走り去る)』
アイスランド『何だ、あの人…』
イタリア『……じゃーん!』
アイスランド『何その巨大で発光効果が付いた謎の食べ物』
イタリア『お腹すいてたんでしょ?』
アイスランド『別に…お腹空いてない。でもいいよ。貰うだけなら貰ってあげる』
イタリア『やったぁ』
アイスランド『イタリア。君、迷子なんでしょ?案内所なら知ってる』
イタリア『ほんと?わーい!アイスランドー!グラッツェー!』
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